トップ・ページへlast update:2016/05/06 

 CHRONOLOGICAL HISTORY
 ベルセルク歴史年表

因果が織り成すベルセルクの世界の歴史年表。現在、第37巻まで対応。作中では暦が明かされていないため、光の鷹の降臨を基準年として作成。見出しの頭の*がクエスチョン・マークになっている出来事は、発生の時期が曖昧なものです。注意書きは※マーク付きの括弧書きで記してあります。基準年は目安程度に。


  黒い剣士編 ／ 黄金時代編
  断罪篇 ◆ ロスト・チルドレンの章 ／ 縛鎖の章 ／ 生誕祭の章
  千年帝国の鷹篇 ◆ 聖魔戦記の章 ／ 喪失花の章 ／ 鷹都の章
  幻造世界篇 ◆ 妖精島の章


基準
 季
節		 主な出来事
 ガッツとグリフィス（鷹の団）の動向
guts etc



*群雄割拠の時代

多くの都市国家が存在し、多くの民族や部族が戦乱に明け暮れていた時代。
-1082

*蝕
-1000

*何者かが受肉？？

？ガイゼリックが全土統一

1000年ほど前、ガイゼリックが全土統一。

？賢者による天使召喚

ガイゼリックに幽閉された賢者が王の罪を訴え続け、ついには天使を降臨させる。

？大帝国崩壊

帝都がガイゼリックとともに地中へと崩落。彼の死後、帝国は分裂し、やがて現在の版図に分かれていく。


 　（←※この辺りの前後関係は不明）
-866

*蝕
-650

*蝕
-434

*蝕
-300
前後

*不死のゾッド誕生？

彼は強者を求め、300年もの間、戦場を渡り歩いているというが…。
-218

*蝕
-103
前後

＜百年戦争勃発＞

100年ほど前、ミッドランドの東に位置する海洋国・チューダー帝国が
ミッドランドへ武力侵攻を開始。百年戦争が勃発する。


*ドルドレイ城塞陥落

ミッドランド王国は防御の要であったドルドレイ城塞を失陥。以後、ミッドランド2代の王が奪還を目指すが、ことごとく失敗。（※この2代の王の後に、尊厳王が即位）





ガッツ グリフィス
-21



*ガッツ出生（0歳）

母親の骸の下で産声を上げたガッツは、通りがかった傭兵団にいたシスに拾われる。




？ シャルロット生誕

ミッドランド王国にシャルロット第一王女が誕生。（※鷹の団残党が発見される頃から17年前）





-18



*シスをペストで失う（3歳）


-15



*剣を振り始める（6歳）

ガンビーノとの稽古の最中、鼻柱に深い傷を負う。



？グリフィス、鷹の団を結成

ほぼ同時期にベヘリットも入手。

-12




*ガッツ初陣（9歳）

初陣で一人を剣にかけるが、ガンビーノに売られたガッツはドノバンに襲われる。


？ジュドー、鷹の団に入団


？コルカス、鷹の団に入団
-10



*ガンビーノ殺害（11歳）

酒に酔ったガンビーノに襲われたガッツは、図らずも彼を殺害。傭兵団を追われる。



？キャスカ、鷹の団に入団

貴族に襲われているところを、グリフィスに救われる。このとき12歳。





？貴族の領地紛争

地方貴族ゲノン登場。後に彼はチューダー帝国北方戦線総司令官まで上り詰める。

（4年の放浪期間）




？貴族の領地紛争に参戦

グリフィス、地方貴族ゲノンと一夜を共にする。

？リッケルト、鷹の団に入団
-7

？ 黒犬騎士団結成

ミッドランド王国は兵員不足を補うため、罪人による兵団・黒犬騎士団を編成。（※鷹の団残党が発見される頃から約5年前）









-6

*とある城の攻防戦

*ガッツ、鷹の団に入団（15歳）

とある城の攻防戦で防御側で参戦したガッツは、バズーソを一騎打ちで倒す。そして、攻城側に参戦していた鷹の団と出会う。

*鷹の団、敵地に夜襲をかける

ガッツはこの戦いで殿の務めを果たし、団員の信頼を得るようになる。





？ 鷹の団、100年戦争に参戦

（※鷹の団残党が発見される頃から約4年前）
-3



*ガッツ、切り込み隊長になる（18歳）


*黒羊鉄槍重装騎兵団登場

*対黒羊鉄槍重装騎兵団戦

チューダー帝国の黒羊鉄槍重装騎士団を退ける。

*鷹の団、ミッドランド軍正規軍に／グリフィス、子爵に

グリフィスは騎士の称号と子爵の爵位を得、鷹の団はミッドランド軍の正規軍に。


*チューダーの城塞の戦い

*チューダーの城塞の戦い

使徒の正体を現したゾッドに追いつめられるが、グリフィスの覇王の卵を見たゾッドはガッツの死を予告して飛び去る。

*グリフィス、伯爵に

不死のゾッド一人のために甚大な被害を受けるものの、何とか勝利を収め、グリフィスは伯爵の爵位を得る。（※グリフィス「3年前、戦場を渡り歩いていたお前を…」）

秋

*秋の狩り

*秋の狩り／グリフィス暗殺未遂事件

定例行事の「秋の狩り」に王の警護として鷹の団が参加。その最中、グリフィスに毒矢が射掛けられるが奇跡的に助かる。


*ユリウス伯暗殺事件

*白龍将軍ユリウス暗殺

グリフィス暗殺の首謀者であるユリウス伯爵をグリフィスの命により暗殺。その息子のアドニスも剣にかけてしまう。

*プロムローズ館にて・・・

シャルロット主催の晩餐会に出席したグリフィスは自らの思いをシャルロットに語るが…。


*ミッドランド軍遠征開始

（※このときシャルロット16歳）

*ミッドランド軍遠征に参加

（※この遠征の期間がよく分からず。遠征の前後で季節が秋から冬に、そしてシャルロットの年齢が16歳から17歳に変わっているのだが、遠征後にガッツの入団を3年前とする会話があるので、ここでは遠征は四半期程度のものであったと仮定して扱う。）

*青鯨（中略）騎士団登場

*対青鯨（中略）騎士団戦

青鯨（中略）騎士団長アドンの姑息な手段により、ガッツとキャスカ谷底へ転落

*ガッツ、百人斬り達成

アドン率いる傭兵に包囲されるが一人で全滅させる。

＜ドルドレイ城塞陥落→百年戦争終結へ＞

難攻不落のドルドレイ城塞がグリフィス率いる鷹の団のみの攻略により陥落。
チューダー帝国北方総司令官ゲノン、紫犀聖騎士団長ボスコーン死亡。
ミッドランド侵攻の最大拠点を失陥したチューダーは時を待たずして休戦協定を申し入れ、終戦の運びとなる。


*戦勝祝賀会

そのさなか、杯を口にしたグリフィス伯が倒れる。同夜、ミッドランド王妃及び大臣が暗殺される。

*戦勝祝賀会／王妃暗殺

守旧派の大臣と王妃を一網打尽に。（※ドルドレイ陥落・戦勝祝賀会は、鷹の団残党が発見される頃から1年前の出来事にあたる）

冬


*旅立ち（冬）

自分で勝ち取る何かを得るため、鷹の団を離れようとするガッツは、引き止めるグリフィスを打ち負かし、旅立つ。失意のグリフィスはシャルロットのもとを訪れる。（※ガッツ「3年前のあの日もこんなのだったよな……」）




*グリフィス幽閉

拷問をうけるなか、ベヘリットを失う（※このときシャルロット17歳）
-3


？ 聖都で邪教徒叛乱

ファルネーゼ、これを鎮圧。叛乱を企てた邪教徒を全員火刑に処す。（※断罪の塔崩壊の3年前の冬）

*髑髏の騎士との出会い

髑髏の騎士は1年後の蝕を予言する。

*ゴドーのもとを訪れる

彼のもとで以後1年間山ごもりをする。




（1年間の山ごもり）


（※画集所収の年表には、武闘大会の少し前のあたりに「この頃20歳前後？」と書いてある。）

*鷹の団、逃亡生活へ





*武闘大会に出場

シラットと対決。鷹の団の危機を知る。








*蛇の化物が目撃される

ミッドランド国境沿いの森深き地で、開拓民が巨大な蛇の化け物の姿を目撃。

*ガッツ、鷹の団に合流

シラットを再び撃破し、鷹の団に合流。

*ウインダム潜入

鷹の団の精鋭をもってウインダムに潜入。グリフィス救出に成功する。

*黒犬騎士団の猛追

ガッツは団長のワイアルドと対決。ワイアルドは使徒の正体をあらわす。

*リッケルト、旅芸人一座と出会う

別働隊で一人生き残ったリッケルトは旅芸人一座に助けられる。パックとの出会い。

*国境の合流地点に到着

絶望したグリフィスの手に覇王の卵が戻る。
-2

＜ 蝕 ＞

鷹の団、全滅。グリフィス転生。ガッツとキャスカは髑髏の騎士により救出される。



*赤き湖が発見される

黙示録探索の任に就いていた聖鉄鎖騎士団は、預言書に記された「赤き湖」を発見する。




*キャスカ、幼魔を出産

*黒い剣士、誕生















（各地で疫病や凶作が頻発）





（各地から黒い剣士の目撃報告）
２
年
の
放
浪
期
間
（※2年の放浪期間 ここから）







*コカ城の首領

パックと出会う。コカ城を根城とする盗賊団の首領と対決。


*僧侶と娘

森で出会った僧侶とその娘の好意により馬車に同乗したが、死霊に襲われ彼らを巻き添えにしてしまう。



*使徒「伯爵」と対決

バルガスからベヘリットを入手。使徒である「伯爵」に戦いを挑む。







*フェムトと対決

「伯爵」を倒したのも束の間、ゴッド・ハンドが降臨。フェムトに立ち向かう。

*ガッツと再会

蝕以来のガッツとの再会。




秋


*聖鉄鎖騎士団、ジルの村に到着

法王庁奇跡認定局の任により聖鉄鎖騎士団は、「黒い剣士」を追っていた。


*少女ジルとの出会い

賊と死霊からジルを助ける。彼女の村は妖精に襲われているという。

*使徒ロシーヌと対決 （秋）

霧の谷に潜入したガッツはロシーヌと死闘を繰り広げる。（※秋…「不思議だ　秋だってのにこんなに花が（v15-p179）」）




*聖鉄鎖騎士団、黒い剣士を捕縛

ついに「黒い剣士」の捕縛に成功する。

*聖鉄鎖騎士団に捕縛される

ロシーヌ戦で満身創痍のガッツは聖鉄鎖騎士団により捕縛。が、パックの助けで脱出。




＜光の鷹の夢＞

ミッドランド国王が病に倒れる直前、ミッドランドを初めとする多くの人々が同時に見た夢。
闇と絶望が覆い尽くす世界に、光り輝く鷹が降臨するという、暗示的な内容である。

*ミッドランド国王崩御

*王都ウインダム陥落

クシャーンの侵攻を受け、陥落。シャルロット姫をはじめ主だった者の生死は不明。

*モズグス、聖地へ

聖鉄鎖騎士団は異端審問官モズグスの護衛の任を受け聖地へ。




*幼魔の警鐘

幼魔からキャスカの危機を知らされる。


（※2年の放浪期間 ここまで）



*ゾッドに光の鷹の啓示





*ゴドーの家へ

時すでに遅く、キャスカは行方不明に。決意も新たに新武装で、聖地へ向かう。




*クシャーン、神託の地を探索

クシャーンの斥候として動くバーキラカは「神託の地」を探索していた。

*クシャーン斥候を瞬殺／イシドロ登場（1日目昼）

立ちはだかるバーキラカを瞬殺。イシドロはガッツの強さに憧れて付きまとうようになる。その後、丸1日半走り通し。

*車輪と遭遇（2日目夕方）

*髑髏の騎士と再会（2日目夜）

蝕の再来を予言する。

*聖地アルビオンに到着 （3日目昼）

聖鉄鎖騎士団と再対決

*邪教徒のアジトへ（3日目夕方）

キャスカとの再開を果たすが…。

*断罪の塔へ潜入（3日目夜）


0

＜ 模される蝕→受肉 ＞

千年に一度の受肉をもって現世に降臨する光の鷹。全てはこの時のために揃えられた。
断罪の塔、完璧な世界の卵、難民…。そして、あの2年前の蝕さえも。


*クシャーン軍、聖地に到着

*それぞれの旅立ち

ガッツはキャスカを連れて姿を消した。残された一行はそれぞれの決意を胸に新たな旅立ちをする。




冬


*剣の丘の再会

烙印の宿命から逃れるべくゴドーの元へ戻ってきたガッツをグリフィスが待ち受ける。

*旅立ち

妖精の鉱洞を失ったガッツ達は、パックの故郷へと向かう。

*剣の丘の再会





*バルザック男爵の領内に

マンドラゴラ憑きのはびこる街を訪れたことから、事件に巻き込まれる。（喪失花の章）（※シェトの話との前後関係は不明）

*ゾッドによる使徒の探索

グリフィスのために使徒を探していたゾッドはマンドラゴラ憑きの村でガッツと遭遇する。（喪失花の章）


*シェト陥落

6つの城塞を攻略せしめたクシャーンはシェト攻略にも成功。だが、すぐに奪還されることとなる。




*シェトをクシャーン軍から解放

グリフィスは彼の下へ馳せ参じる者達と共にクシャーン軍を駆逐。





*冬の旅路

キャスカを守りながらの過酷な旅のなか、彼女との間に決定的な亀裂が生じてしまう。

*ドロ・ピコ・ファルと合流

以後、彼らと共に歩みを進めることとなる。


*鷹の団、各地の拠点を解放

新生鷹の団、クシャーン占領下にある各地の拠点を解放して転戦する。


*クシャーン、ルミアス領侵攻

クシャーンの精鋭5千の兵がミッドランド南方ルミアス領を侵攻。だが、鷹の団の攻撃を受け壊滅。




*鷹の団、ルミアス領を奪回

ルミアス領当主の末子ミュール、鷹の団に参じる。（※3年前にグリフィス投獄との会話あり）


*連合国軍、ヴリタニスに集結

法王庁教圏の国々の軍隊が続々とヴリタニス港に集結しているという。


*魔女との出会い（冬）

霊樹の森の霊樹の館でガッツ達は魔女フローラとその弟子シールケに出会う。（※冬…「冬だというのにポカポカと暖かいし（v24-p141）」）

*トロール退治にイーノック村へ

トロールの大群をなんとか退けるが、キャスカとファルネーゼが行方不明に。




*スラン、降臨

幽界の闇の領域（クリフォト）にスランが降臨。

*クリフォトへ侵入

キャスカとファルネーゼを救うべく、クリフォトへと侵入。そこでガッツはスランに遭遇、満身創痍に。







*霊樹の館、炎上

霊樹の館が戦魔兵の襲撃により炎上。ガッツは狂戦士の甲冑を身に纏い、グルンベルドに立ち向かう。

*霊樹の館、襲撃

ゾッド・グルンベルド率いる新生鷹の団戦魔兵が、魔女フローラの首級を挙げるべく霊樹の館を襲撃。





*シールケ加入

シールケが旅の一行に加わる。一方ガッツはグルンベルドとの戦いで負った傷で気絶と覚醒を繰り返す。ガッツいわく、一月以上寝込んでいた。



*ラバン一行、王都へ潜入

ラバン一行は魔都と化したウインダムに潜入。




*王女シャルロット奪還

ウインダムを新生鷹の団が急襲。再生の塔に幽閉されている王女シャルロットを奪還する。


*クシャーン、ヴリタニス進軍

妖獣兵を用い、一夜のうちにヴリタニスのある半島一帯を制圧する。

*黒髪の少年と遭遇（満月）

ヴリタニス目前の海岸で黒髪の少年と遭遇。夜半に妖獣兵の襲撃を受ける。



春


*ヴリタニス到着（春）

法王庁鎮守府ヴリタニスに到着。（※春…「もう春だというのに名残雪ですねv29-p159」）

*ヴリタニス偵察

ソーニャとミュール、シールケとイシドロに出会う。


*クシャーン奇襲

妖獣兵を使い、ヴリタニスへ奇襲をしかける。

*ゾッドと共闘

妖獣兵を退けるも、大帝が一行の前に現れる。大帝に対しゾッドと共闘する。

*ゾッド、ガッツと共闘

ゾッド率いる戦魔兵が大帝に挑む


*クシャーン、大侵攻

大群を率い、ヴリタニスを包囲。法王庁圏連合軍を襲う。

*船出

ロデリックの軍船に乗り、ヴリタニスを脱出。スケリグ島へ向かう。

*ヴリタニスを解放

奇襲によりクシャーンを退け、ヴリタニスを解放する。





*海戦

ロデリックの指揮の下、海賊「髭骸骨一家」を退ける。




*王都決戦

ガニシュカは鷹の団を迎え撃つために転生を重ね、終わりの魔獣と化す




*王都決戦（新月）

グリフィスの下、人と使徒が手を合わせ、終わりの魔獣に挑む


＜ 幻造世界（ファンタジア）の開闢 ＞

人類（ひと）の欲望（のぞみ）し世界、幻造世界（ファンタジア）と化す。
ウインダムには鷹の都（ファルコニア）が出現する。






*幽霊船との海戦

人外と化した髭骸骨一家との戦いで損傷した船の修復のため、最寄の島へ。

*海神の復活祭（満月）

狂戦士と化して戦うガッツの前に再び黒髪の少年が現れる。島を離れる前に一行は海神との決戦に臨む。











参考
『画集ベルセルク』99ページ ── HISTORY OF BERSERK ガッツの歩みとともに見るベルセルクの世界の歴史
『ベルセルク電撃戦増刊』22ページ ── ミッドランド王国史
BERSERK OFFICIAL SITE（旧公式サイト） ── history ベルセルクの世界の歴史
Berserk Official Corner（現公式サイト） ── ベルセルクの世界の歴史 Berserk Chronicle


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