■初版発行： 1990年12月1日 ■発売日： 1990年11月26日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/232頁 ■ISBNコード： 4592135741

黒い剣士編
	アニマルハウス
黒い剣士	1989年10月号
烙印	1990年  1月号
REVENGE1 欲望の守護天使�@	1990年  9月号

「自分の命さえ自由にできないなら死んじまえばいいんだよ」
「どんなことだろうとやりたいようにやって死んだんだろ？ 幸せ者だぜそいつは」
「アリを踏みす潰すことを気にしてたら 歩くこともできゃしねえんだ」
身の丈を越す巨大な剣を背負い、ごっつい鉄の義手をつけた、全身黒ずくめの剣士──ガッツと名乗るその男の行く所、血の雨が降り、死体の山が築かれる。危いところをガッツに助けられ、それ以来、彼につきまとうエルフのパックは、その恐るべき強さに舌をまく一方で、ガッツの生きる世界の凄絶さに怯える。行く手を阻む悪霊たちの群れ。首の“烙印”が、ガッツを復讐へと駆り立てるのか!?

■初版発行： 1991年3月3日 ■発売日： 1991年2月26日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 459213575X

REVENGE2 欲望の守護天使�A	1990年10月号
REVENGE3 欲望の守護天使�A	1990年11月号
REVENGE4 欲望の守護天使�B	1990年12月号
REVENGE5 欲望の守護天使�B	1991年  1月号

「復讐よっか・・・それから先のことの方が もっと大切じゃないかなーって思う・・・」
「大きすぎる野心の代償は 破滅さ」
「これはオレの戦いだ！！ 血と肉を持ったこのオレのな！！」
身の丈を越す巨大な剣を背負い、ごっつい鉄の義手をつけた、全身黒ずくめの剣士──ガッツと名乗るその男は、闇の歴史の支配者＝五人の“ゴッド・ハンド”を求めて、旅を続けていた。押しかけ相棒のエルフのパックと共にたどり着いた町は、恐怖に支配されていた。“邪教徒狩り”の名の下に、領民を次々と惨殺する伯爵に、ガッツはただ一人戦いを挑む!! 背徳のヒーロー・ガッツの行く手に待つものは何!?

■初版発行： 1991年10月31日 ■発売日： 1991年10月25日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 4592135768

REVENGE6 欲望の守護天使�C	1991年  3月号
REVENGE7 欲望の守護天使�D	1991年  4月号
REVENGE8 欲望の守護天使�E	1991年  5月号
黄金時代編
REVENGE9 黄金時代�@	1991年  8月号

「自分の苦痛から逃げ出すためにそうなったんだ！！ 自分から逃げ出すために…！！ あんたは人間であることをやめたんだ！！ あんたこそ儚い人間じゃないか！！」
「すげえぞ！！ さすが超越者！！ ほんとに死なねえぜ！！」
身の丈を越す巨大な剣を背負い、ごっつい鉄の義手をつけた、全身黒ずくめの剣士──ガッツと名乗るその男は、押しかけ相棒のエルフのパックと共に、旅を続ける。そして、恐怖に支配されたある町で、図らずも魔に自らを売り渡し、領民を惨殺するもはや怪物と化した伯爵と戦ううちに、ついに彼は永年追い求めた五人の“ゴッド・ハンド”を見いだす！　何故ガッツは、その五人を追うのか…？　その秘密を解くべく、物語はさらに変転し、彼の出生時へと流れを進めゆく…!!

■初版発行日： 1992年2月29日 ■発売日： 1992年2月26日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 4592135776

REVENGE10 黄金時代�A	1991年  9月号
REVENGE11 黄金時代�B	1991年10月号
REVENGE12 黄金時代�C	1991年11月号
REVENGE13 黄金時代�D	1991年12月号
REVENGE14 黄金時代�E	1992年  1月号

「おまえは面白い オレはおまえが気に入った おまえが欲しいんだ ガッツ」
「力ずくっていうのも… 嫌いじゃない」
母親の躯の下で産声をあげたガッツは、酷薄な育ての親・傭兵隊長ガンビーノの下で、さまざまな虐待を受けながらも、戦士として成長してゆく。ガンビーノの非情にして強力な剣技を体得したガッツは、傭兵としての初陣を見事に飾る。しかし、ガンビーノはなぜか彼を冷たくあしらう。そしてその夜、ガンビーノの戦友・ドノバンがガッツを襲う、いったい、なぜ…！ 最強の戦士、ガッツの少年時代を描くベルセルク、戦いと感動の青春編に突入!!

■初版発行日： 1993年3月31日 ■発売日： 1993年3月29日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 4592135784

REVENGE15 黄金時代�F	1997年  2月号
REVENGE16 黄金時代�G	1992年  3月号
	ヤングアニマルへ
第1話 剣風	1992年11号
第2話 不死のゾッド�@	1992年12号
第3話 不死のゾッド�A	1992年13号
第4話 不死のゾッド�B	1992年14号
第5話 不死のゾッド�C	1992年15号
第6話 剣の主�@	1993年  1号

「ここならきっと見つかるぜ おまえさんの居場所がさ」
「お前の死に場所はオレが決めてやる」
「…オレがおまえのために体をはることに… いちいち理由が…必要なのか…？」
生まれ出た時より他者からの愛情を知らないガッツにとって、自分を拾い育ててくれたガンビーノはどんなに酷薄であっても、唯一愛情の対象となる人間だった。そのガンビーノを身を守るためとはいえ殺してしまったガッツ。孤独の中、戦士として成長するガッツは戦場で最強の傭兵団「鷹の団」とグリフィスに出会い、仲間に入る。グリフィスから信頼を得るガッツはめざましい活躍をみせる。最強の剣士の青春は今、黄金時代を迎えた!!

■初版発行日： 1993年9月30日 ■発売日： 1993年9月29日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/232頁 ■ISBNコード： 4592135792

第  7話 剣の主�A	1993年  2号
第  8話 暗殺者�@	1993年  3号
第  9話 暗殺者�A	1993年  4号
第10話 暗殺者�B	1993年  6号
第11話 暗殺者�C	1993年  7号
第12話 貴きもの	1993年  8号
第13話 出陣	1993年  9号
第14話 合戦	1993年10号
第15話 キャスカ�@	1993年11号
第16話 キャスカ�A	1993年12号

「生まれてしまったから しかたなくただ生きる……… そんな生き方 オレには耐えられない」
「私にとって友とは… 決して人の夢にすがったりはしない… 誰にも強いられることなく自分の生きる理由は自らが定め進んでいく者… そしてその夢を踏みにじる者があれば 全身全霊をかけて立ちむかう… たとえそれがこの私自身であったとしても… 私にとって友とは そんな…"対等の者”だと思っています」
百年に渡る戦乱がつづく中世。戦乱平定をめざすミッドランド国で正規軍となった最強の傭兵団「鷹の団」はリーダー・グリフィスの許、次々と武勲をあげていた。本編の主人公・ガッツも本来一匹狼的な剣士ながら、自らの居場所を探し、「鷹の団」とグリフィスこそは、その居場所になると思っていた。「不死のゾッド」との死闘で傷ついたガッツにねぎらいの言葉をかけるグリフィス。これまでの人生にはなかった信頼とやさしさにふれたガッツだが!?

■初版発行日： 1994年3月31日 ■発売日： 1994年3月29日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 4592135806

第17話 キャスカ�B	1993年13号
第18話 決死行�@	1993年14号
第19話 決死行�A	1993年15号
第20話 決死行�B	1993年16号
第21話 生還	1993年17号
第22話 夢のかがり火	1993年18号
第23話 ドルドレイ攻略戦�@	1993年20号
第24話 ドルドレイ攻略戦�A	1993年21号
第25話 ドルドレイ攻略戦�B	1993年22号
第26話 ドルドレイ攻略戦�C	1993年23号

「何百何千の命を懸けながら自分だけは汚れずにいられるほど……オレの欲しいものはたやすく手に入るものではないんだ」
「私は あの人の 剣になりたい」
「剣ってのは鞘に収まるもんだろ …帰んな 剣の主のもとへ… グリフィスのところへよ…」
百年に渡る戦乱がつづく中世。戦乱平定をめざすミッドランド王国で正規軍となった最強の傭兵団「鷹の団」は、リーダー・グリフィスの許、次々と武勲をあげていた。ミッドランドとチューダーは覇権を賭け最終決戦に突入、「鷹の団」もめざましい活躍をみせる。そんな中、ガッツは体の具合の悪いキャスカを助けるが、２人は崖下へ転落。高熱の自分を看病してくれたガッツにキャスカは昔を語り始める。グリフィスに命を助けられ、「鷹の団」に入った事、そしてグリフィスに対する思いを…。

■初版発行日： 1994年9月30日 ■発売日： 1994年9月29日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 459213690X

第27話 ドルドレイ攻略戦�D	1993年24号
第28話 ドルドレイ攻略戦�E	1994年  1号
第29話 凱旋	1994年  3号
第30話 栄光の瞬間（とき）	1994年  4号
第31話 炎の墓標�@	1994年  5号
第32話 炎の墓標�A	1994年  6号
第33話 ある雪の夜に・・・	1994年  7号
第34話 旅立ちの朝�@	1994年  8号
第35話 旅立ちの朝�A	1994年  9号
第36話 旅立ちの朝�B	1994年10号

「光が強ければ強いほど　濃い影が落ちるものさ」
「これは戦です 戦場に観覧席はありません」
「戦場で死ぬのは王族でも貴族でも平民でもありません 敗れたものが死ぬのです」
「…でも 男なんてみんなどうかしてるのかもな… 夢とか勝った負けたのって… 一生そういうのを引きずっていくんだぜ きっと…」
百年に渡る戦乱がつづく中世。戦乱平定をめざすミッドランド王国で正規軍となった最強の傭兵団「鷹の団」はリーダー・グリフィスの許、次々と武勲をあげていた。ミッドランドとチューダーは覇権を賭け最終決戦に突入、「鷹の団」もめざましい活躍をみせる。難攻不落のドルドレイ城塞を攻める鷹の団５千騎は城塞守備軍・紫犀聖騎士団を城より遠くはなれた場所におびきだした。その間、キャスカ率いる一隊が城塞に潜入、これこそグリフィスの策だった。時間との戦いが始まった。

■初版発行日： 1995年3月31日 ■発売日： 1995年3月29日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 4592136918

第37話 髑髏の騎士	1994年12号
第38話 果てしなき夜の始まり	1994年13号
第39話 墜ちた鷹	1994年14号
第40話 夢の終焉	1994年15号
第41話 闘技会	1994年16号
第42話 逃亡者たち	1994年17号
第43話 闘者	1994年18号
第44話 戦友	1994年19号
第45話 告白	1994年20号
第46話 傷�@	1994年21号
第47話 傷�A	1994年22号

「恐ろしいことも悲しいことも……… 火にくべてしまえばいい」
「ピリッとしろよ 千人長」
「私にも一つくらい おまえのつけたキズが欲しいよ」
鷹の団を自らの居場所と考え、３年間すごしてきたガッツだったが、ついに辞める決心をする。それは“光”の存在となっていくグリフィスの“陰”となってしまった自分を取り戻し、グリフィスに自分で勝ちとる何かで勝利しようとする決意の結果だった。が、ガッツを手放したくないグリフィスは力ずくでも止めようと、３年前と同じように剣で決着をつける。結果は、一撃でガッツの圧勝、彼は自由を手に入れた。そして、グリフィスの精神の中で何かが大きくくずれ始めたのだった。

■初版発行日： 1995年9月30日 ■発売日： 1995年9月29日 ■定価： 本体505円+税 ■判型/頁： B6判/240頁 ■ISBNコード： 4592136926

第48話 切っ先の火花	1994年24号
第49話 ウインダム潜入�@	1995年  1号
第50話 ウインダム潜入�A	1995年  2号
第51話 前夜祭�@	1995年  3号
第52話 前夜祭�A	1995年  4号
第53話 千年封土	1995年  5号
第54話 深淵の再会	1995年  6号
第55話 血路	1995年  7号
第56話 バーキラカ�@	1995年  8号
第57話 バーキラカ�A	1995年  9号
第58話 石の王城（しろ）の花	1995年10号

「私が… お前の背中ぐらい守れるってこと…… 忘れるな」
「だめだな てめえの口は臭すぎる 地獄行きだな」
「お代は見てのお帰りってね……」
ガッツが鷹の団を去った後、グリフィスはシャルロット王女と男女の関係を持ったことにより国王の怒りを買い、幽閉され拷問を受ける。また、鷹の団はミッドランド軍に包囲され攻撃を受ける。それから一年、鷹の団はキャスカがリーダーを務め、逃亡生活を送っていた。不穏な噂を耳にし戻ってきたガッツは、鷹の団討伐軍を撃退させ、再開した仲間達とグリフィス救出を誓う。翌朝、己の胸の内を全て明かしたキャスカをガッツは抱き、また自らの心の傷も明らかにする。そして二人は──。